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コラム

日焼け止めについて(Jun 1, 2004)

 日焼けが気になる季節になってきました。街中でも日傘や可動式サンバイザー(個人的にはちょっとこわいです、これ…)を使用する人をよく見かけるようになりましたね。

 なんて言っているのは非常にのんきな話で、4月、5月になると紫外線は真夏とそう変わらない量となるそうです。少なくとも春になったらUVケアをするのは常識で、本当は1年中ケアしていた方がいいそうです。

 さて、せっかくですから、アロマテラピーの基材やエッセンシャルオイルを使用して日焼け止めクリーム、オイル等を作ってみたいものですが…残念ながら、通常アロマテラピーで使用するエッセンシャルオイルや基材だけでは市販の日焼け止めと同等の効果を期待することはできません。

 植物油の中には弱い紫外線防止効果を持つものがあります。また、クレイを肌につけることによって紫外線を乱反射させることができます。これらの組み合わせでは有害な紫外線による炎症を防ぐ程度ですが、まったくケアをしないよりはずっといいそうです。
 下記がその植物油の一例です。資料によっても異なりますが、おおむね、熱帯の植物から採られる油は伝統的に紫外線防止や日焼け後のケアに使用されています。

  • ココナッツオイル
  • セサミオイル
  • オリーブオイル
  • ホホバオイル
  • スイートアーモンドオイル

 美白命!の場合、そして紫外線の強い場所に行かれる場合はクレイ+植物油では力不足です。もっと強力な日焼け止めをご自分で作成する場合には、下記の基材を使用します。これらは市販の日焼け止めにも使用されているもので、手作り化粧品基材販売店で購入することができます。(お問い合わせいただけば、個人的に小分けすることもできます。)

  • 二酸化チタン
    薬のカプセルなどにも使用される白色顔料です。親油性のものと親水性のものが市販されています。
  • 酸化亜鉛
    紫外線防止剤としての他、消炎、抗菌剤として使用されることがあります。使用しすぎると皮膚を乾燥させることがあります。

 私は…といいますと、とりあえず試しに二酸化チタンと酸化亜鉛を入手して、下記のようなレシピでクリームを作ってみました。

  • 二酸化チタン 小さじ1/4
  • 酸化亜鉛 小さじ1/4
  • カオリン 小さじ1/2
  • ココナッツオイル 小さじ1
  • カモミールウォーター 小さじ1
  • ラベンダー 3滴

 私が入手した二酸化チタンは親油性のタイプだったので、まずすべての粉を混ぜ合わせたあと、ココナッツオイルで練り合わせ、そこにカモミールウォーターを混ぜていくようにしました。

 いちばん大きな問題点は、カオリンはある程度油と水を混ぜ合わせる(乳化する)作用があるのですが、この場合の分量では不十分だったという点です。ココナッツオイルが分離し、非常に使いづらいクリームになってしまいました。水分を多くしたい場合は、その他の乳化剤を使用すべきでした。また、手に取ってから、分離したオイルを足す等して薄く伸ばさないと激しく白浮きしてしまいます。この白色が紫外線を反射するものであるとはいえ、上からファンデーションでカバーしたりしないとちょっと厳しい気がします。

 今回はやや失敗でしたが、もっとよいレシピができた暁には、もう一度ご報告したいと考えております。また、みなさんも日焼け止めのレシピをお持ちの場合は、ぜひお寄せいただけると幸いです。

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