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エッセンシャルオイルを希釈する材料(基材)

エッセンシャルオイルを薄めるために使う材料のことを基材といいます。基材には身近にあるさまざまなものが利用できます。スキンケアに使うときは、できるだけ上質なものを使うようにして下さい。

キャリアオイル

 主に植物性油脂で、マッサージやスキンケアの時に使用します。オイル自体にも栄養分が含まれているため、エッセンシャルオイルを加えず、単独で使用してもそれなりの効果が得られます。食用油は抽出方法が異なっていたり、添加物が含まれていたりするので、できるだけスキンケア用の天然オイルを使って下さい。
 鉱物油を含むベビーオイルなどは使わないようにしてください。
 動物性油脂は馬油、エミュオイルのような例外を除いて使用することはありません。

アヴォカドオイル
必須脂肪酸とベータカロチン、ビタミンEを含んでいます。粘性が高いですが、浸透力が高く、細胞更新特性があります。乾燥肌、脱水肌、老化肌のスキンケアに使用します。
イブニングプリムローズオイル(月見草油)
月見草の種子から低温圧搾法で採取されるオイルです。ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸、とくにガンマーリノレン酸(血中コレステロール値をコントロールし、月経周期を規則正しくする働きがある必須脂肪酸の一つ。)を含んでいます。5-10%を他のオイルにブレンドして使用します。熱に弱く、酸化しやすいオイルです。
ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)
未精製のものはオレンジ色で、土のような強い香りがあります。ビタミンEを多く含むオイルです。皮膚に深く浸透すると考えられており、日焼けなどでダメージを受けた肌の回復に使用します。粘性が高いので、15%程度を他のもっと軽いオイルにブレンドして使用します。アレルギー反応を起こすことがありますので、使用には注意して下さい。(小麦アレルギーの方は使用しないで下さい。)
オリーブオイル
エクストラバージンオイルとバージンオイルは必須脂肪酸、アルファーリノレン酸を含んでいます。乾燥、炎症、ひりひりした肌、妊娠線予防、かゆみをやわらげるのに使われます。100%のベースオイルとして使えますが、やや粘性が高く、独特の香りがあるので、グレープシードやアーモンドのような香りが少なく、さらっとしたオイルと半々にしてブレンドするとよいでしょう。
グレープシードオイル
ブドウの種から取られるオイルです。圧搾したままのオイルは強い臭いがあるため、一般的には精製されたものか、溶剤抽出されたものが使用されます。さらっとして馴染みやすく、香りも少ないため、マッサージオイルやスキンケアなどに使用されます。
ココナッツオイル
バージンココナッツオイルはあまいココナッツの香りのする、低温で固まりやすいオイルです。高精製ココナッツオイルは香りも少なく、低温で固まりません。肌を柔らかくし、乾燥した髪の毛のケアに使用します。マッサージに使用する時は、バージンオイルは50%程度で他のオイルにブレンドして使って下さい。高精製のものは100%のベースオイルとして使用できます。敏感肌に刺激を与えることがありますので、事前にパッチテストをすることをお勧めします。
スイートアーモンドオイル
くせがなく、浸透率が高いので、マッサージやスキンケアなど、一般的に使用されます。ビタミンD、Eやレシチン、リノレン酸などが豊富に含まれた栄養価の高いオイルで、肌を柔らかくふくよかにする効果があります。
セサミオイル(胡麻油)
抗酸化物質やビタミン、ミネラルを多く含み、マッサージや化粧品、医薬品の基材として広く使用されています。アロマテラピーで使用されるセサミオイルは食用として一般的に使用されている、焙煎されたものではなく、生のままのオイルを圧搾したものです。
ホホバオイル(ワックス)
皮脂と似た分子構造を持ち、浸透しやすくさらっとした使い心地なので、美容用やマッサージなどに広く使用されます。
マカダミアナッツオイル
パルミトレイン酸を豊富に含むオイルです。人間の肌に近い成分を持っているので、老化防止のスキンケアに使用します。滑らかで肌に浸透しやすいため、マッサージのベースオイルとしても使用します。
ローズヒップオイル
必須脂肪酸、特にアルファ−リノレン酸を多く含むオイルです。
浸出油(インフューズドオイル/infused oil、マセレーテッドオイル/macerated oil)
 ハーブを植物油(オリーブオイルなど酸化しにくいオイル)に漬け込んで、エキスを油にうつしたもの。エッセンシャルオイルが多量に取れない植物の有効成分を利用するための手法です。代表的なものにカレンデュラオイル、セントジョンズワートオイル、キャロットオイルがあります。

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